ベンチャー/スタートアップのための伴走型キックスタートプログラム「資金調達トータルサービス」のご提供を開始

2023年4月28日に配信しましたプレスリリース「ベンチャー/スタートアップのための伴走型キックスタートプログラム 資金調達トータルサービスのご提供を開始(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000047918.html)」のとおり、一般社団法人 日本財務経営協会はこの度、グループ内外の公認会計士、銀行出身の資金調達コンサルタント、中小企業診断士等の各専門家とともに社外CFOチームを組成し、ベンチャー/スタートアップのための伴走型キックスタートプログラム「資金調達トータルサービス」のご提供を開始しました。本稿では、「資金調達トータルサービス」について解説致します。

ベンチャー/スタートアップに特化して「すべての資金調達」をサポート

ベンチャー/スタートアップを成長軌道に乗せる国の政策・事業は、ある。

ベンチャー/スタートアップと夢を共にしたい投資家も、いる。

ベンチャー/スタートアップを支援したい金融機関も、ある。

 

しかし、

 

日本には、ベンチャー/スタートアップ専門で支援できるチームが、まだない。

 

そんなベンチャー/スタートアップ支援の現状から、私たちが支援チームを組成することを決意致しました。

 

ベンチャー起業経営者の方は、各フェーズで生じるハードルをクリアして事業成長を目指す必要があります。

 

ヒトモノカネ・情報・時間というリソースの中でも、特に人・資金が限られる状況ですべてのハードルを社内だけでクリアできるでしょうか。以下は、想定される各フェーズのハードルの一例です。

 

【起業フェーズのハードル】

・プロダクトのサービスインに際して、まとまった資金が必要になる。

・企業が存続する最低限度の利益を確保するための事業計画が必要になる。

 

【事業化フェーズのハードル】

・事業拡大を前提とした設備投資にさらなる資金調達が必要になる。

・黒字展開を前提とした解像度の高い事業計画が必要になる。

 

【規模化フェーズのハードル】

・上場に向けた、内部統制システムの確立が必要になる。

・人員採用のため、MVVの見直しと見える化が必要になる。

各フェーズに応じた3つの事業計画策定に完全対応

私たちは、ベンチャー/スタートアップがプロダクト研鑽に集中できるよう、「創業時のあらゆる資金調達を強力に支援する、伴走型チーム」を組成しました。ベンチャー/スタートアップ経営者の経営・事業・資本政策の正攻法をお伝えし、専任プロデューサー&パートナーが、事業への最適化を行います。

 

主に、以下3つの資金調達及び事業計画策定に完全対応いたします。

 

・補助金獲得の事業計画書

・融資獲得の事業計画書

・投資獲得の事業計画書

 

経営フェーズを、「創業1~2年目」「創業3年目」「創業4~5年目」の3つに分け、それぞれに必要な資金調達支援を、企画から実行までトータルサポートします。

資金調達の最適化を実現する「社外CFOチーム」

創業時のあらゆる資金調達を強力に支援する伴走型チームは、「社外CFOチーム」として今後の支援活動を加速させてまいります。

 

社外CFOチームは、“事業計画の戦略的統合”を行うための総合プロデュースチームです。

 

これまで、「補助金獲得は、中小企業診断士に」「融資獲得は、資金調達コンサルタントに」「投資獲得は、公認会計士に」など、それぞれの専門家に相談しなければならなかった資金調達を、一気通貫“線”の戦略へと圧倒的な効率化・高速化で導きます。

 

補助金申請や融資申込、またそれらの実行だけでなく、毎月のPDCAを回し会社の利益最大化と発展継続の実現まで伴走してまいります。

「社外CFOチーム」メンバー

【補助金担当】

 

増田浩一 中小企業診断士・広告代理店戦略プランナー

 

早稲田大学理工学術院建築学研究科を修了の後、株式会社大広入社。一貫して、ストラテジックプランナーとして事業会社の広告戦略、商品戦略立案を支援。2020年からは、経済産業大臣登録中小企業診断士として中小企業の経営戦略を中心としたコンサルティング活動を継続。

主な顧客は、食品製造業、機械製造業、飲料メーカー、学校法人ほか、ゴーストレストランといった次代のユニコーン企業まで幅広い。

東京商工会議所派遣専門家。直近執筆の論文「小規模事業者の情報発信を効率化するコンテンツ制作ツール~12の『呼び水』を使ってサクサク創る制作メソッド~」にて、東京都中小企業診断士協会会長賞を受賞。

自身のブログ「『経営ビジョン』のための平積みブログ - 増田みはらし書店」では、書籍の要点を得意のイラストで見やすくわかりやすく解説中。

 

山本祐輔 中小企業診断士

 

2019年に中小企業診断士を取得。大手食品メーカー勤務。仕事をしながら、20年に中小企業診断士が集まって

補助金サポートをする事業「カンパニーラボ」を設立。代表を務め、22年には認定支援機関登録。

スナックの場所を活用したランチ事業、酒販店の空きスペースを活用した試飲所の立上げ飲食店の独自調味料を活用したEC販売等、補助金サポートを織り交ぜた新事業の戦略と立上げを中心に多くの中小企業をご支援した実績あり。

Instagramの運用も得意とし、自身のフォロワー数は約1.6万人。

 

【融資(デッドファイナンス)担当】

 

小澤智裕 日本経営士協会経営士補

 

慶応義塾大学を卒業後、銀行に入行。営業店7店舗(20年)で融資業務の経験を積み、2店舗では営業店責任者を務める。本部(国際部・金融市場部)勤務15年、香港支店勤務3年。国際部・金融市場業務の専門性を培い、部門長も務めた。

40代まではがむしゃらに銀行業務に邁進し、50代に入ってからは「人生一度きり」「新しいことにチャレンジしたい」と、無謀にも銀行レールを自ら脱線退職した稀有な存在。

中堅中小企業3社(印刷関連製造、物流、自動車部品製造)でCFOを任され、経営企画管理、管理部門マネジメントを経験。融資を審査する側と借入を申し込む側、両サイドの経験を強みに、中小企業・ベンチャー企業の資金調達支援を行なっている。

2020年9月から、SAKURA United Solutionに加わり、「ハイブリッド資金調達」を考案した。

 

【投資(エクイティファイナンス)担当】

 

鬼丸真史 公認会計士

 

公認会計士試験合格後、大手監査法人勤務を経て、財務コンサル会社にて企業オーナーの財務戦略の支援業務を手掛ける。企業やグループの企業価値を上げるため、財務戦略やストラクチャー構築を支援し、これらの実行に伴いM&AのFinancial Advisory、MBO支援、IPOコンサル、同族内事業承継の株価対策、従業員の評価体系の整備等の実行をサポートする。またこれらの業務に付随して発生する財務デューデリジェンスや企業価値評価(Valuation)も多数こなす。

そのIPOを目指すベンチャー企業ではバックオフィスの部門長として、組織構築、スタッフの管理、資本政策の立案、資金調達、主幹事証券および監査法人対応、内部監査責任者等を経験する。

会計業界に戻ってからは再び財務コンサルテーションを手掛け、特にベンチャー企業やスタートアップ支援に力をいれ、ビジネスモデルの壁打ちや資本政策支援などを行っている。2023年1月から、SAKURA United Solutionに加わった。

 

岡野貴幸 公認会計士・税理士

 

大学在学中に、公認会計士試験に合格。卒業後、あずさ監査法人国際部に入社。上場企業の法定監査、内部統制監査、国際会計基準導入支援業務に従事。

2014年に、岡野公認会計士事務所(現:ゴージュ会計事務所)を開設。同年、ゴージュ株式会社を設立し、現在に至る。

スタートアップを中心にサービスを行い、多くの上場支援に関与している。

 

資金調達や財務のことでしたら、些細なことでもぜひ一度ご相談ください。