浅川智仁氏 特別顧問就任記念セミナー コロナ禍・円安・物価高。それでも...成長企業が取り組む売上UPの新常識!「お金と心を動かす会話術」レポート
売上UPができる会社とできない会社には、どのような違いがあるのでしょうか? 数々の企業で営業研修を行ってきた浅川智仁氏は、営業には心理学と脳科学が不可欠であると断言します。浅川氏を特別顧問として迎えた一般社団法人日本財務経営協会は、財務力・経営力の向上支援だけではなく、営業力・マーケティング力の向上支援にも注力してまいります。本稿では、2022年12月8日に開催された、浅川氏の特別顧問就任記念セミナーの様子を一部ご紹介致します。
【浅川 智仁 特別顧問 プロフィール】
山梨県生まれ。28歳で世界最大級の能力開発コンサルティング企業に入社。
平均単価120万円を超える社会人向け教育プログラムを、電話だけで売るというセールスに携わり、営業未経験ながらわずか2年3ヶ月のスピードで年間トップセールスを獲得。支店責任者としても、着任初月に対前月比230%の売上を達成するなど、「売る」だけでなく「売らせる」実績も併せ持つ。
2009年9月に独立。2011年12月には人財養成とセールスコンサルティングを主幹事業とするライフデザインパートナーズ株式会社を設立し、代表取締役に就任。
セールスコンサルタントとして、個人・法人を問わず、延べ20,000名を超えるクライアントの問題解決や目標達成に貢献している。
2010年にはThe Japan Timesから「アジアを代表する次世代の経営者100人」に、営業コンサルタントとしてただ一人選出された。
2014年には三菱東京UFJ銀行(当時)が運営する中小企業向け問題解決サイト「RISEUPCLUB」にてビジネスコミュニケーション心理学を連載。
2022年、iU 情報経営イノベーション専門職大学の客員教授に就任。
同年、一般社団法人日本財務経営協会の特別顧問に就任。
中小企業支援プラットフォームで日本を元気にする
当日の特別顧問就任記念セミナーを主催した一般社団法人日本財務経営協会は、
「お客様の輝かしい未来のために!」
という言葉を掲げ、「会社の利益最大化」「会社の発展・継続」を実現するために中小企業・ベンチャー・スタートアップ企業の“財務経営力”を強化することを目的としています。
下記6つのソリューションを、協会員とのアライアンスでご提供します。
① お金の問題解決
経営管理、資金繰り管理、キャッシュフロー経営の支援。
具体的資金調達支援。経営改善策の提案、提供、実行支援。
②売上の問題解決
成長戦略事業計画策定、課題抽出、実行支援。
儲かるビジネスモデル作りと磨き上げ。
マーケティング策の提案と実行支援。
③人の問題解決
人財採用支援。人財教育。人財の定着支援。仕組づくり。
人事評価制度、働き方改革、組織づくり支援。労働問題回避策、解決支援。
④企業存続対策
企業防衛、リスクマネジメント、リスクファイナンス対策。
企業再構築(再生、資産組換・不動産活用、M&Aなど)
⑤事業承継・相続対策
親族承継 他人承継(M&A)。
資産承継、経営承継、後継者育成、結婚支援等。相続対策。
⑥中小企業の生産性向上支援
バックオフィス業務のアウトソーシング提案(DX BPO活用)。
固定費→変動費化+効率化。DX、DXソーシング提案、支援。
中小企業支援プラットフォームとして、日本の中小企業、ベンチャー・スタートアップ企業の経営者を本気でサポートし、日本社会を元気にしてまいります。
セミナーの冒頭、協会代表理事の種山直人からは
「成長する会社とは?」
という問いが投げかけられました。
ビジネスモデルやマーケティング、営業力は「稼ぐ技術」。
一方の財務力や経営力は、「会社のフィジカル」。
これらは、会社成長における両輪であり、バランスよく成長させることが重要であると言います。
「お金や資金調達力があるかないか」ではなく、お金の流れを把握してコントロールできているかどうか。稼ぐ技術を最大限活かすためには、土台となるフィジカルが重要であり、フィジカルの強さで会社の成長スピードとステージが決まります。
そんな両輪の重要性を、日本財務経営協会は日本企業に普及啓蒙し、経営支援の実行と実現までサポートしてまいります。
9時間の企業研修を2時間に濃縮
この度、特別顧問に就任していただいた浅川智仁氏は、営業に関する多数の著書を出版され、名立たる企業の営業研修などをしてきた方です。普段の企業研修では、3~9時間ほどかけて研修を行っているそうですが、当日は2時間の濃縮版。ワークなどを交えながら、参加型の就任記念セミナーが行われました。
最初のワークは、1分間スピーチ。
・セミナーに参加した動機
・今日なにを手にできたら成功か?
を、自己紹介を含めて考えて発表していきます。
会話が弾む人と、そうでない人。
紹介が生まれる人と、そうでない人。
この違いは一体何なのでしょうか?
「あの人は明るいから」「あの人は話上手だから」
など、会話のスキルは感覚的に評価されがちであると浅川氏は言います。
しかし、心理学と脳科学で科学的にアプローチが可能であるとも断言します。
① 目を見る
② あいづちを打つ
③ ビックリする
という基本中の基本をしっかり知って実行すること。人には承認欲求が必ずあり、それをいかに効果的に活用するか。当たり前のことだけど、当たり前だからこそ大事であると言います。
核心をつく浅川氏のワーク
他にも、
「優れた経営者・リーダーとは一体どんな存在なのか?」
「10年後(2032年)の日本や世界、関わる業界を妄想し、語り合ってみましょう」
「共感を生み出す自己紹介の4ステップ テンプレート」
などのワークが行われました。いずれもシンプルでありながら、核心をつくワークです。
浅川氏が深く携わる「営業職」で言えば、営業・販売に携わる人の数は今後10年で260万人減っていくという予測があるそうです。営業は転職がラクな職種でしたが、これからは激変すると言います。
低単価なものはAIやロボットが販売し、高単価なものは人間力が問われる。
セールス手法は完全なる二極化が起き、何を買うかよりも誰から買うかという時代にますます突入します。
お客様から信頼をいただくには、どうすれば良いのか?
その方法・ロジックを知るためには、会話という技術を習得するためには、心理学や脳科学が欠かせません。
営業研修や財務研修のご希望がございましたら、一般社団法人日本財務経営協会の公式サイトよりお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせはこちらから⇒お問い合わせ - 日本財務経営協会 (zaimukeiei.or.jp)