圧倒的な資金調達力を誇る「ハイブリッド資金調達」

2022年9月6日に配信しましたプレスリリース「ゼロゼロ融資後の資金調達難を解決する 中小企業・スタートアップ企業の強い味方『ハイブリッド資金調達』」のとおり、今後多くの中小企業・スタートアップ企業が直面する資金調達難に対応するため、私たちSAKURA United Solutionは「ハイブリッド資金調達」の活用を強く推進しております。本稿では、デッドファイナンスを活用する意義やハイブリッド資金調達の詳細、ハイブリッド資金調達の成功事例について解説します。

 

 

デッドファイナンスを活用する意義

 

銀行・金融機関からの融資(デッドファイナンス)での資金調達を行う意義として、

 

「資金ショートの防止」

「銀行・金融機関との信頼関係づくり」

「財務内容の客観的評価」

「低金利」

 

があります。

 

会社は黒字であっても倒産してしまうことがあります。そのため経営者の方は、資金調達に対して真摯に向き合う必要があるのです。

 

会社を長く存続させるためには、資金ショートしない会社経営が欠かせません。どんなに良いビジネスであっても、続けられなければお客様に商品やサービスを届けることができませんし、社員の雇用を守ることも新たに創出することもできなくなってしまいます。

 

資金繰りを予測し、早めに資金調達を行い、資金を厚くしておくことが重要でしょう。そのため、銀行・金融機関からの借入は必須です。これは、投資家からの資金調達であるエクイティファイナンスを主に活用しているスタートアップ企業であっても同様です。

 

コロナのような事態は、だれも予測していなかったでしょう。経営に「まさか」はつきものです。いざというときに相談できる関係を、普段から銀行・金融機関と築いておく必要があるでしょう。

 

銀行・金融機関が評価してくれる、良い決算書をつくることも重要です。数年で銀行担当者は入れ替わりますが、嘘をつかない、約束を守ることで、いざというときに銀行・金融機関が相談に乗ってくれるようになります。少額であっても、すでに融資の返済実績があれば、銀行・金融機関も相談に応じやすくなるのです。

 

また、返済実績が積み重なっていくと、銀行・金融機関が会社を客観的に評価してくれます。良い決算書をつくり、期を重ねていくことで信用格付けが上がり、経営資源が増えます。

 

デッドファイナンスのなかでも、最初は信用金庫からスタートし、地方銀行やメガバンクへと取引金融機関構成を増やしたり替えたりすることができるようになります。投資家も客観的に会社を評価できるようになるため、デッドファイナンスの先にはエクイティファイナンスもあるのです。デッドとエクイティを組み合わせることで、資金調達がさらにスムーズになるでしょう。

 

さらに、日本は長年にわたり低金利が続いています。この金融環境を活かさない手はありません。借りられるときに余剰資金として借りておき、いざ必要になったときに資金を有効に使えるように準備しておくことも、会社の備えとして大切です。

 

しかし一方で、資金調達の現場では「大量のコロナ融資のリバウンド」が起きている現状があります。そのため、融資審査の厳密性が高まり(あるいはコロナ前に戻り)、プロの目線での資料作成や銀行交渉が欠かせなくなっています。

 

 

ハイブリッド資金調達のバリエーション

 

「ハイブリッド資金調達」の考案者であり、SAKURA United Solutionの資金調達支援担当である小澤智裕は、地方銀行で約35年の勤務経験があり、また中堅中小企業では財務、経営企画管理の仕事もしていた人物です。「お金を貸す側」と「借りる側」の両方の経験と視点を持ち合わせています。

 

長く続くコロナ禍で、政府系金融機関の融資審査が厳しくなり、併願が必要になりました。併願=ハイブリッドという意味で、小澤が「ハイブリッド資金調達」と名付けたのが本サービスです。

 

政府系金融機関とは、日本政策金融公庫の創業融資のこと。民間金融機関は、登記上の本店近くの信用金庫での保証協会付き融資のことです。ハイブリッド資金調達のサービスを開始した当初は、「政府系金融機関と民間金融機関(保証協会付き)」の組み合わせを想定していましたが、「政府系金融機関と民間金融機関」だけではなく、

 

「民間金融機関と民間金融機関」

「民間金融機関と制度融資」

「デッドファイナンスとエクイティファイナンス」

 

と、組み合わせのバリエーションが広がりました。お客様のニーズや経営状況に応じて、ベストな組み合わせをご提案しています。

 

デッドファイナンスとエクイティファイナンスを組み合わせることで、より有効な資金調達を実現致します。エクイティファイナンスにおいては、株式投資型クラウドファンディング企業として知られるFUNDINNO(ファンディーノ)と提携しています。

 

FUNDINNO(ファンディーノ)につきましては、以下の関連記事もぜひご覧ください。

 

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資金調達に悩むすべての起業家・経営者に聞いてほしい『FUNDINNO × SAKURA United Solution ハイブリット資金調達セミナー』

 

 

ハイブリッド資金調達の成功事例

 

アプリケーション開発会社から資金調達のご依頼があり、ハイブリッド資金調達によって、3つの銀行・金融機関から融資を受けることに成功致しました。

 

該当企業様は、創業当初にエクイティファイナンス(社債)で資金を調達済みでしたが、資金を開発費用に使用しており、これからマーケティングなどが必要という状況でした。そこで、デッドファイナンス(借入)も活用することをご提案致しました。

 

日本政策金融公庫、信用金庫、制度融資(シニア起業サポート資金)の3つを併願し、無事に3つとも審査に通過致しました。調達できた資金は、社内体制の整備などにも充てていく計画です。また今後は、さらにエクイティの追加も検討されています。

 

本成功事例は、デッドファイナンスとエクイティファイナンスを組み合わせる。さらにデッドファイナンスとデッドファイナンスを組み合わせる資金調達の良い成功パターンです。このような資金調達の手段があることを、もっと多くの経営者の方に知っていただくため、ハイブリッド資金調達を強く促進致します。

 

 

銀行は決算書のどこをよく見るのか

 

長年にわたり、銀行で融資業務に携わってきた小澤は、「銀行は、決算書のこの部分を丹念に見ている」と言います。それは、

 

「勘定科目内訳書」

「売掛金」

「借入先」など

 

勘定科目内訳書では、どんな先に商品やサービスを販売しているのか。売上の根拠になる部分で重視していると言います。また、売掛金のなかに不良債権がないかも注視し、2年連続で同じ金額が載ってると、銀行は貸し倒れを想像します。

 

借入先は、どんな銀行から借り入れているか、短期借入金や長期借入金、役員借入金・役員貸付金などです。

 

含み損についても決算書から読み取っており、例えば、不動産やゴルフ会員権は簿価と実際価格で差がありますから、実体がわかるように作り直すこともあるようです。

 

作り直すと債務超過になるケースもありますが、なぜ貸せなかったのか、銀行はわざわざ教えてくれません。また一方では、地方の優良企業には銀行も本音を言えないことがよくあります。歴代の支店長も気を遣っていることがあるのです。そんなときに通訳になって意思の疎通を図ることも、私たちの役割であると考えています。

 

 

借入一覧表を作成し、定期的に見直す

 

私たちのグループ自身でも、借入一覧表を作成し、借入を一本にまとめて返済期間を長くすることで月々の返済負担を減らすことに成功しました。

 

その削減額は、月々180万円です。融資審査を通すだけではなく、もっと良い金利で資金調達ができるようにしていく。適切な競争を起こす。戦略的な借入を実行する。より良い条件を引き出せるように交渉する。長期的、未来的、立体的な資金調達支援を行い、お客様が本業に力を注げる環境をつくることも、私たちの役割です。

 

私たちが財務経営コーチングで行っている「9ヶ月目仮決算対策®」で、借入一覧表を定期的に見直すことも重要であると考えています。この借入一覧表の見直しサイクルを、会社経営のスタンダードにしていくことが私たちのミッションです。

 

資金調達や銀行交渉でお悩みがある方は、ぜひ一度ご相談ください。