なぜ私が税理士を目指したのか?
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私の父は、建設業の経営者でした。
月末になると、父と母がケンカしながら金策に走る姿は、
子どもの私から見ても異常な事態です。
私は、小学校低学年の頃から
「手形というとんでもない紙があって、その不幸の紙が
父の会社に来てトラブルを起こすと、家の中が真っ暗になる」
そう思っていました。
私は、手形という不幸の紙の理由を知りたくて簿記を学び、
母を不幸にするような経営者ではなく、
立派な経営者になりたくて税理士資格を取ったのです。
税理士になりたかったのではありません。
大学にいながら専門学校に通い始めた20歳の私は、
立派な経営者になるためには、とりあえず国家資格である税理士の勉強をすると
立派な経営者になれるような気がしただけなのです。
経営者の方は、
資金繰りを良くしたい。
なんとか仕事を成功に導きたい。
そう願い、日々努力しています。
私どもは、そんな経営者の方々から
「うちの先生」
と言っていただけるよう、全力で伴走し、サポートします。
会計事務所の存在意義は、申告書や届出書を作ることではありません。
経営者の方が困っている、財務・税務の仕事を通して
中小企業の成功と中小企業経営者の幸せを実現することです。
会計事務所が決算書・申告書の代書屋だったら、
多くの会計事務所は10年も持たず、AIやフィンテックの波に飲み込まれ仕事がなくなるでしょう。
親しいある融資コンサルタントが言っていました。
「中小企業が悪くなったのは、51%は社長本人の責任。
24.5%は銀行の責任。残りの24.5%は、会計事務所の責任」
なるほど、そのとおりだと思いました。
私どもSAKURA United Solutionは、この責任から決して逃げません。